はやり目(ウィルス性結膜炎)

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はやり目(ウイルス性結膜炎)

「めやに」がでて白目が赤くなる結膜炎、原因には様ざまなものがあります。中でもウイルスによっておこる結膜炎は、感染力が強いことから「はやり目」と呼ばれ、目をこすった手やハンカチなどから他の人にうつることがあります。

かかった場合は、人にうつらないようによく注意しないと、家庭、学校、職場で、家族やお友達に広がってしまい、日常生活にも支障をきたします。

結膜は目の表面をおおう薄い透明な粘膜で、黒目(角膜)のまわりの白目の表面と、まぶたの裏をおおうピンクの部分からなっています。目の表面の粘膜には、目に入ってきた異物や病原体が目の中に侵入するのを防ぐはたらきがあります。

結膜炎になると白目が充血して赤くなり、「めやに」がでたり、涙がでたりします。まぶたがはれることもあります。黒目(角膜)や茶目(虹彩)の炎症では黒目のまわりから赤くなりますが、結膜炎では、まず目もとや目じりに近い白目が充血します。

ウイルス性結膜炎をおこす原因ウイルス

ウイルス性結膜炎の中でも、人にうつりやすいものを「はやり目」とよび、これには、流行性角結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)、咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)、急性出血性結膜炎(きゅうせいしゅっけつせいけつまくえん)の3つがあります。
流行性角結膜炎と咽頭結膜熱の原因はアデノウイルスで、急性出血性結膜炎の原因はエンテロウイルスかコクサッキーウイルスです。感染してから発症するまでを潜伏期といいますが、アデノウイルスでは約1週間、エンテロウイルスでは約1日です。

■ はやり目(ウイルス性結膜炎)の治療

細菌性結膜炎では抗菌薬を2~3日点眼すれば、症状が改善して治ります。ところが「はやり目」といわれるウイルス性結膜炎には、今のところ特効薬はありません。感染したウイルスに対する免疫ができて、自然に治るのを待つしかないのです。
ウイルス性結膜炎では、感染してから抗体ができ、それがウイルスを退治するまでに時間がかかるので、治るのに2~3週間かかってしまいます。

特効薬はありませんが、炎症をおさえたり、細菌の混合感染を予防するための点眼薬を使用します。
ウイルス性結膜炎は片方の目から症状がでます。その時期には症状のある目だけに点眼してください。もう一方の目は、症状がでるのが遅いほど軽くすみますが、両眼に点眼すると点眼薬の容器から感染することがあるからです。
流行性角結膜炎では、角膜びらんを伴うことがあります。この場合は、抗菌薬の点眼や眼軟膏がんなんこうを積極的に用いて、感染を予防する必要があります。また点状表層角膜炎に対しては、濁りをとるためにステロイド点眼薬を使います。

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